2012年05月20日

しみ(シミ)の原因は紫外線と加齢

しみ(シミ)にはいろいろな種類のものがありますが、しみ(シミ)ができるいちばんの原因は紫外線による刺激です。肌が紫外線を浴びると、細胞のDNA(遺伝子)を守るためにメラノサイトという細胞が活性化し、メラニン色素を作って、肌を防御するのです。

このようにメラミン色素は決して悪いものではなく、肌を紫外線から守ってくれる私たちの強い味方なのです。これが"日焼け"の正体なのですね。


紫外線と加齢で出るしみ(シミ)


こどもの頃は皮膚の新陳代謝が活発で、役目を終えたメラニン色素は剥がれ落ち、すぐに元の肌の色にもどるのですが、年齢を重ねると新陳代謝が衰え、メラニン色素が長く滞在して肌に色素沈着してしまいます。これがしみ(シミ)になるわけです。

紫外線を浴びてすぐ出てくるしみ(シミ)もあれば、ずっと時間がたってから出てくるしみ(シミ)もあります。昔は健康のために日光浴が進められましたが、最近は皮膚がんの原因になるということで、むしろ直射日光を避け、外気浴で十分という方向に変わりました。ですから、若い頃から外出する時はUVケアを怠らず、しみ(シミ)の原因を作らないようにすることが大切です。冬や曇りの日も紫外線は案外と強いものです。

食事のバランスが悪くて出るしみ(シミ)


食事のバランスが悪いと、内臓に疾患がなくても、過剰に食べた栄養素の代謝がうまくいかず、経絡(東洋医学の気や血の通り道)に沿ってしみ(シミ)や発疹、あざ、ほくろなどの形で現れることがあります。多くの若い方の食事がこれに該当すると思われます。炭水化物(ごはん)が太るからと食べない、タンパク質(お肉・乳製品)は大好き、フライドポテトやスナック菓子などのジャンクフードが主食(脂肪の過剰)ということだと、肝臓は悲鳴を上げています。大腸は死にそうです。
このような食生活の不具合がしみ(シミ)の原因となっているケースも多いと思われます。

肝臓や腎臓の機能低下で出るしみ(シミ)


日光になんかほとんど当たってないのにしみ(シミ)ができる、という場合、肝臓の機能が低下している可能性があります。肝臓は血液の代謝や解毒をしてくれますが、機能が低下すると、代謝しきれない余剰の物質が、経絡に沿って現れます。

肝臓が弱ると、ほほ骨にしみ(シミ)がでやすく、眉間にもトラブルが現れやすくなります。肝臓の不調が原因のしみ(シミ)や肌の色の悪さは、原因である肝臓を治療しないとよくなりません。
体調がすぐれず、思いがけないしみ(シミ)ができてしまったときは、専門医で受診をお勧めします。
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上手なしみ(シミ)のお手入れ方法

しみ(シミ)を作らないいちばんの方法は、強い紫外線に当たらないこと! 紫外線のエネルギーは強烈で、レントゲンなどの放射線には及ばないものの、ただの太陽光と思ったら痛いめに合います。細胞のDNA(遺伝子)を破壊する力があるのですよ。だから、皮膚がんの原因になるのです。

紫外線から肌を守り、しみ(シミ)にならないお手入れの方法をお伝えします。それでもどうしても夏には肌を焼きたい方、おすすめしません。夏の強い日射しに肌をさらすのは自殺行為です。やめましょう。


SPF値について


若い頃から外出する時はUVケアを怠らず、しみ(シミ)の原因を作らないようにすることが大切です。冬や曇りの日も紫外線は案外と強いものです。紫外線対策は一年を通して行う必要があります。

紫外線カットの目安となるSPF値があります。これは何もつけない状態での日焼けをするのに比べて何倍の時間がかかるかを表わす数字です。メーカーの自主測定値であり、公的な機関による測定ではなく、最近では100以上の製品もあるようですが、化学物質の肌への影響もあり、あまりSPFの高い製品を長時間使用しないこと、過信しないことが大切です。

しみ(シミ)のもと!紫外線のアフターケア


強い紫外線を浴びないことがいちばんですが、もし浴びてしまった場合、日焼け後に皮膚が浮いてくることがありますが、無理にはがさないでください。自然にはがれるのを待って、美白剤入りの化粧品などで、ケアをしてください。根気強くケアを続ければ、メラニン色素は新陳代謝によって徐々に落ち、日焼けによるしみ(シミ)やソバカスは徐々に薄くなり、やがて消えるでしょう。

できてしまったしみ(シミ)のケア


肌の表層にできたうすいしみ(シミ)は、毎日のお手入れで薄くすることが可能です。こまめな洗顔と化粧水で肌表面に水分を補給し、美白効果のあるフェイスパックをします。肌の保湿とこれ以上のしみ(シミ)を作らないための紫外線対策をきちんと実行してください。

肌の深い層にできた濃いしみ(シミ)は、簡単には薄くなりません。洗顔と化粧水、美白効果のあるフェイスパック、ビタミンC誘導体入りの美容液で肌の保湿にこころがけてください。顔のマッサージやフルーツ酸を使ったピーリングパック(角質ケア)も効果があります。さまざまな美白化粧品が市場に登場していますので、あなたの肌に合うものを探してください。
次の項では、自分でできるケアではなく、クリニックで実施されるしみ(シミ)取り美容医療をご紹介します。
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しみ(シミ)取り美容医療の最前線

日々の肌の手入れを実践し、食事やライフスタイルを改善しても、どうしても薄くならないしみ(シミ)は、美容医療で治療することもできます。

よく行われるのはレーザーによる治療ですが、他にも薬剤を使ったピーリングなどは家庭で実践するより強力な治療が可能です。このようにしみ(シミ)取り治療には、さまざまな方法があり、あなたに合った方法、信頼できるクリニックを選んでくださいね。


しみ(シミ)のレーザー治療


濃いしみ(シミ)にはレーザー治療が最適です。レーザーと聞くと、ちょっとひいてしまいますね。でも、レーザーは皮膚の深層の黒いメラミン色素だけに吸収され、これを破壊する特殊な波長を利用します。ほかの組織にはまったく影響はありません。

痛みも輪ゴムではじかれた程度です。通常1〜2回のレーザー照射でしみ(シミ)は消えます。1週間程度、かさぶたになります。しみの範囲に応じて分けて施術することも可能です。費用は1平方センチあたり2万円程度ですが、クリニックによって異なりますので、よく比較ください。

ただ、すべてのしみが消えるわけではありません。人によっては炎症後色素沈着といってしみのレーザー治療後2〜3週間で戻ってしまうことがあります。この場合も数ヶ月後に色が薄くなり、結局きれいになります。日焼けして黒くなる方ほどこの炎症後色素沈着の確率が高くなります。

フォトフェイシャル(IPL)治療


フラッシュランプから発する広帯域の光を用いて、しみを改善する治療です。顔の皮膚全体に対して治療を行うのが基本で、しみをひとつひとつ消すのではなく、肌全体の質感を高めて若返りをめざす治療法です。

レーザーに比べると、肌へのダメージが一層少なく、よりリスクの小さな治療法です。この治療により、繊維芽細胞の働きが活性化され、コラーゲンがたくさん作られるようになる、といった美肌効果も期待できます。定期的に継続性をもって行う治療です。

トレチノイン療法


トレチノイン(レチノイン酸)とはビタミンAの誘導体で、生理活性がビタミンAの約50-100倍あり、米国ではしわ・にきびの治療医薬品として認可されているものです。日本では認可されていませんのでお医者さまの処方が必要ですが、リスクは極めて低い治療薬です。

トレチノインの皮膚に対する作用としては、角質をはがし、表皮の細胞をどんどん分裂・増殖させ、皮膚の再生を促します。また、皮脂腺の働きを抑え、皮脂の分泌を抑え、真皮でもコラーゲンの分泌を高め、表皮内でのヒアルロン酸の分泌を高めます。すごい薬ですね。

ケミカルピーリング


ケミカルピーリングとは、AHA(フルーツ酸)やTCA(トリクロール酢酸)などを使って、角質や表皮、さらには真皮までをも化学的に溶かして、新しい皮膚の再生を促す治療法です。

ピーリングは、術前の前治療や術後の後治療が非常に重要になります。角質や表皮を剥がすことになり、表皮が持つ本来のバリア機能や水分保持機能が失われますから、それに対する適切な対処が必要になります。エステで使用される酸の強度は弱いものですが、最近、トラブルの報道が多いようです。十分な知識を持った医師のもとで受けるのがベターでしょう。
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